ファーストエルメスとしてもおすすめされるボリード。丸みを帯びたフェミニンさと、ファスナー付き、かつオーソドックスなスタイルから出番も多く、使い勝手も良いとしてエルメス・バッグのなかでも人気の高いコレクションです。今回はこのボリードに焦点を当ててみましょう。
エルメス ボリードのおすすめポイント

まずはエルメス ボリードが注目されている理由について深堀りしていきましょう。ボリードの魅力のポイントは以下の3つといえるでしょう。
- 世界初のファスナー付きバッグ(高い実用性)
- かわいらしさと大人らしさ
- 比較的リーズナブル
順にみていきましょう。
エルメス ボリードとは?

ボリードは1923年に誕生した非常に歴史のあるバッグです。
元々は「ブガッティ」という名称で販売されていました(1920年発売)。
一時はメインコレクションから姿を消していたものの、1982年に再登場。
再び脚光を浴びるようになり現在ではこのボリードの誕生年をコレクション名に冠したボリード1923や、ボリードスケート、ボリードリラックスやボリード・オン・ホイールズなどユニークなモデルも含め複数の派生コレクションが展開されています。

ボリードを語る上で欠かせないのが、"世界初のファスナーバッグである"という点です。現代ではバッグにファスナーが付属していることは何の不思議もありませんが、当時はファスナーがバッグに使われることはありませんでした。
当時移動手段が車へと移り行くなかで移動中にバッグから荷物が飛び出さないようファスナーを採用したのが所以です。
ファスナーで閉じられる開口部は広く取られているため、荷物の出し入れがしやすい設計になっています。
フラップで開閉するバーキンやケリーとはここが特に大きな違いです。
ファスナーはレザーのプルタブがあしらわれ、機能面だけでなくワンポイントとしても一役買っています。

ボリードを語るうえで外せないのは世界初のファスナー付きバッグという点だけではありません。
やはりそのデザイン面におけるフォルムについても触れるべきです。半円フォルムのバッグはかわいらしさもプラス。
実用面だけではないのが流石のエルメスというところです。
そのバランスの良さから、ファーストエルメスやデイリーエルメスとしてご利用される方も多いコレクションといえるでしょう。

ボリードがファーストエルメスとして選ばれる理由の1つとして、バーキンやケリーのような超高額帯ではないという点があるでしょう。
たとえば弊社吉川質店オンラインショップでの金額を見てみましょう。

まずはケリー。こちらは28サイズの外縫い、ボックスカーフ素材のグレーカラー。
現在セール中で¥1,984,000円(税込)。2025年現在、弊社で販売しているケリーバッグのなかで最安値のアイテムです。

続いてはバーキン。こちらはバーキン30 エプソン素材のノワールカラー。こちらも2025年本日時点でバーキンのなかでは最安値。それでもセールを加味して¥2,232,000円(税込)です。

そしてボリード。こちらはボリード31サイズのボックスカーフ素材、人気のゴールドカラー。こちらは2026年1月現在ボリードのなかで最安値で¥628,000(税込)となっております。
このように、ボリードの価格がケリーやバーキンと比較すると改めてリーズナブルであることがわかります。
さらに言えるのは、ボリードが普段遣いしやすいスタイルであることも影響していることでしょう。
オン・オフなじみやすいスタイル且つ実用性が特に高いことから、自ずと出番が多くなると考えられます。
これらを考慮すると、一回お使いいただくあたりの金額はより一層他のコレクションと比較しても安くなります。
ボリードの派生バリエーション

ボリードには純粋なボリードに加えていくつかのバリエーションが存在します。

まずは純粋なボリード。いわゆる現行モデル。
楕円形の装飾であるマカロンが装備されています。
ハンドルはやや長めに設計されています。サイズ展開は27cm、31cm、35cm。

ボリードの誕生年である1923年をそのまま名に冠したボリード1923。
ブガッティとして発売された当初のデザインを復刻。復刻モデルではありますが、現在ではメイン的な立ち位置といえるでしょう。
ちなみにマカロンは無く、ハンドルも現行モデルに比較するとやや短め。
サイズ展開は25cm、30cm(+後述のミニ)。

厳密にはボリード1923のラインアップの一部(ボリード1923 ミニ 18cmサイズ)ではありますが、ミニサイズの展開も。
ボリード ミニの名称で親しまれています。

2022年に誕生したばかりのスケート。リユース市場で見かけることはありませんが、ボリード・スケートなるラインアップも存在します。
まるでスケートシューズのようなフォルムで、バッグ底部が湾曲した印象的なデザイン。ボリードのようにハンドバッグタイプに加え、ボディバッグタイプも。

従来のボリードの丸みをやや削り、比較的長方形に近いフォルムを成したリラックスの展開も。
ファスナーがバッグのより下部まで下げられる仕様になっています。これは個人的な見解ですが、スケートのボディタイプやリラックスのややマスキュリンなデザインを鑑みると、ユニセックスなスタイルへの展開を図っているように感じられます。
ボリードの素材
その人気の高さから、ボリードでは使われている素材も様々。
素材によって見せる表情も微妙に変わってくるため、事前によく考えておきたいポイントです。
- トリヨンクレマス
- エプソン
- スイフト
- ボックスカーフ
- エバーカラー
- トワルアッシュ
トリヨンクレマス

最もボリードの素材として用いられることが多いといわれるトリヨンクレマス。
革らしいくったりとした柔らかい風合いは使い込めば込むほどに味の出る素材です。
凹凸が細かいので傷も目立ちにくいという特徴もあります。
エプソン

型崩れを起こしにくいエプソン素材。丸みを帯びたフォルムが魅力のボリードの美しさをしっかり保ってくれることでしょう。
かっちりとした印象の通り、傷や汚れにも強いといわれています。
スイフト

スムースレザーのスイフト。柔らかな肌触りで高級感がより一層漂います。
その一方でデリケートな素材なので取り扱いにはやや注意を要します。
ボックスカーフ

堅牢で美しい印象を与えるボックスカーフ。表面に施されたガラス加工により美しい光沢を見せてくれます。
上質感や高級感もその分アップしますが、表面が非常に滑らかな分、線傷が目立ちやすいというデメリットも。
トワルアッシュ

丈夫で軽いトワルアッシュ素材。
ボリードにおいては他の素材と組み合わせて展開されます。キャンバス素材でよりカジュアルな要素を楽しめるため、ボリードのなかでもデイリー使い的なニュアンスが強い印象を与えます。
ボリードのカラー展開

続いては気になるカラー展開です。
多彩なカラーラインナップがなされていますが、ここではいくつかピックアップしてみていきましょう。
まとめ

いかがでしたか?今回はボリードに焦点を当ててその魅力について紐解いてみました。
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FREQUENTLY ASKED QUESTIONSよくある質問
ボリードはいつ誕生したバッグですか?
ボリードは1923年に誕生した非常に歴史のあるバッグです。元々は「ブガッティ」という名称で1920年から販売されており、一時メインコレクションから姿を消した後、1982年に再登場しました。
ボリードが「世界初のファスナー付きバッグ」といわれる理由は?
当時、移動手段が馬車から車へと移り変わるなかで、移動中にバッグから荷物が飛び出さないようファスナーを採用したのが理由です。当時ファスナーをバッグに使用することは画期的で、ボリードが世界初とされています。
ボリードとボリード1923の違いは何ですか?
現行のボリードは楕円形の装飾「マカロン」が装備され、ハンドルはやや長め(サイズ展開:27cm・31cm・35cm)。一方ボリード1923は「ブガッティ」として発売された当初のデザインを復刻したモデルで、マカロンはなく、ハンドルもやや短め(サイズ展開:25cm・30cm+ミニ)です。
ボリードはファーストエルメスとしておすすめですか?
はい、おすすめです。バーキンやケリーと比較して価格が比較的リーズナブルであること、ファスナー付きで実用性が高いこと、かわいらしさと大人らしさを兼ね備えたデザインで出番が多いことから、ファーストエルメスに選ばれる方が多いコレクションです。
ボリードで最もおすすめの素材は?
最もポピュラーなのはトリヨンクレマスです。革らしい柔らかな風合いで使い込むほどに味が出る素材で、凹凸が細かく傷も目立ちにくい点が特徴です。型崩れが気になる方にはエプソン、光沢感や高級感を求める方にはボックスカーフもおすすめです。
ボリードの人気カラーは?
オン・オフを問わず使いやすいエトゥープ(グレージュ)とノワール(ブラック)が定番の人気カラーです。個性を出したい方にはビビッドなバンブーや淡いヴェールぺパーミント、かわいらしい印象のオレンジミニアンも人気があります。




