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ケリーとバーキンの違いは?よく見ると全く違うエルメス2代巨頭を徹底比較

ケリーとバーキンの違いは?よく見ると全く違うエルメス2代巨頭を徹底比較

 

HERMÈS BIRKIN × KELLY

一見するとよく似ているエルメスのバーキンとケリー。しかし、実際には細かい点まで含めて両者には様々な違いが存在します。今回は、エルメスのバーキンとケリーのどちらを購入しようかとお悩みの方に向けて、両者の違いを徹底比較してご紹介致します。

エルメス バーキンとは?

エルメス バーキン

1984年に誕生した、エルメスを代表するコレクションのひとつ。その誕生秘話はあまりにも有名です。パリからロンドンへ向かうフライトの機内で、当時のエルメス社長ジャン=ルイ・デュマと女優のジェーン・バーキンが偶然隣り合わせになったことがきっかけでした。

荷物であふれたかごバッグの中身をばらまいてしまったバーキンが「今の自分のニーズに合ったバッグが見つからない」と嘆くと、デュマ社長はその場で理想のバッグをスケッチし、制作を約束。こうして誕生したのがバーキンです。

バーキンの原型となったのは1892年に生まれたオータクロア。馬の鞍を収納するために設計されたそのバッグを現代のライフスタイルに合わせて昇華させた存在が、バーキンというわけです。

実用性を最優先に設計されたバッグだけあって、2本のハンドル、仕切りのない大容量の内部、フロントと内部のポケット類、そしてサイドベルトによるマチ幅調整と、機能面での充実ぶりは他の追随を許しません。底面の四隅に配された底鋲も、直置きによるダメージを防ぐ実用的なディテールです。

エルメス バーキン 一覧はこちら

エルメス バーキンの人気・おすすめポイントまとめ【保存版】

エルメス ケリーとは?

エルメス ケリー

ケリーの歴史はバーキンよりもはるかに古く、1935年に誕生しています。当初の名称はサック・ア・クロア。エルメスが馬具工房から革バッグへと活動の幅を広げていくなかで生まれた、歴史的なコレクションです。

名前が変わることになった転機は1950年代のこと。当時のハリウッド女優であり、のちにモナコ公妃となるグレース・ケリーが愛用していたことから、世界中の注目を集めることになります。彼女の名を冠して正式に「ケリー」と改称されたのは1977年のことです。

ひとりのプリンセスが愛したことで、単なるバッグから永遠のアイコンへ。そのエレガントな台形フォルムは、それから半世紀以上が経った今も色褪せることなく世界中の女性たちを魅了し続けています。

エルメス ケリー 一覧はこちら

エルメス ケリーの人気・おすすめポイントまとめ【保存版】

バーキンとケリーの違い

バーキンとケリーの違い 比較

一見すると似ているように見える両者ですが、細部に目を向けると明確な差異がいくつも存在します。順を追って見ていきましょう。

01
フォルムの違い
バーキン ケリー フォルムの違い
Birkin
横長の台形に近い形状。どこかカジュアルな抜け感がある。
Kelly
縦横のバランスが取れた端正な台形フォルム。凛とした印象を与える。

バーキンは横長の台形に近い形状で、どこかカジュアルな抜け感があります。対してケリーは、縦横のバランスが取れた端正な台形フォルム。持つ人をより凛とした印象に見せてくれる、エレガントな佇まいが特徴です。

02
ハンドルの違い
バーキン ケリー ハンドルの違い
Birkin
ハンドルは2本。収納力と利便性を優先した設計。
Kelly
ハンドルは1本のみ。バッグとしての美しさを重視。

最もひと目でわかる違いがここです。バーキンはハンドルが2本。対するケリーは1本のみ。バーキンは収納力と利便性を優先した設計であるのに対し、ケリーのシングルハンドルはバッグとしての美しさを重視した結果といえるでしょう。持った瞬間の佇まいの品格が、この1本と2本の差に表れています。

03
フラップ構造の違い
バーキン フラップ オープントート
Birkin
ハンドルが本体に付くため、フラップを内側に折り込みオープントートのように使える。開けたまま使うスタイルが一般的。
Kelly
フラップにハンドルが直接付くため、基本はフラップを閉じて持ち歩く構造。クロアで閉じるきちんとした印象。

バーキンはハンドルがバッグ本体に付いているため、フラップを内側に折り込んでオープントートのように使えます。実際、多くのバーキンユーザーはフラップを閉じず、開けたまま使うスタイルが一般的です。

ケリー フラップ クロア カデナ

ケリーはフラップにハンドルが直接付いているため、基本的にはフラップを閉じないと持ち歩けない構造になっています。

フラップをクロアと呼ばれるベルトでしっかりと閉じるスタイルが基本となっており、これがケリーならではのきちんとした印象を生み出しています。フラップをカデナ(南京錠)でロックすることも可能で、そのアイコニックな見た目もケリーの魅力のひとつです。

04
ポケット付属の違い
バーキン ケリー ポケットの違い
Birkin
フロントのクロア(ベルト)の外側と内側にオープンポケットあり。
Kelly
フロントポケットは存在しない。

バーキンはフロントのクロア(ベルト)の外側と内側にオープンポケットが付いています。ケリーにはフロントポケットは存在しません。すぐに取り出したいものをサッと入れておける外付けポケットの有無は、使い勝手に大きく影響するポイントです。

05
ショルダーストラップ付属の違い
ケリー ショルダーストラップ 2way
Birkin
ショルダーストラップは付属しない。ハンドバッグとしての使用が前提。
Kelly
25サイズ以上に取り外し可能なストラップが付属。2way対応。

バーキンにはショルダーストラップが付属しません。あくまでハンドバッグとしての使い方が前提です。ケリーには(25サイズ以上に)取り外し可能なショルダーストラップが付属しており、肩掛けや斜めがけでも使用できます。ハンドバッグとしてもショルダーバッグとしても活躍できる、2wayの汎用性がケリーの強みのひとつです。

サイズ選びや資産価値も気になる方へ

バーキンもケリーも、サイズによって印象や使い勝手が大きく変わります。サイズ選びに迷ったときは下記の記事もあわせてご覧ください。

エルメス バーキンのサイズ選び完全ガイド

また、バーキン・ケリーはともに資産価値の高さでも知られています。リセールの観点が気になる方はこちらもどうぞ。

エルメス 資産価値ランキング 〜買う前に知っておきたい〜

どっちが向いてる?タイプ&行動別バーキン&ケリー

ここからはいよいよ実用編。タイプや普段の行動別にバーキンかケリーか、どちらがおすすめなのか詳しくみていきましょう。

デイリー使い
Birkin 向き
バーキン デイリー使い オープントート

デイリー使いで選ぶなら、バーキンに分があるといえるでしょう。フラップを開けたままオープントートとして使えるため、荷物の出し入れがスムーズで、忙しい日常のなかでもストレスが少ないと言えるでしょう。もともと「日常使いに最適なバッグ」として誕生した経緯を考えると、これは当然の結論かもしれません。

とはいえ、ケリーが日常シーンに不向きというわけではありません。ショルダーストラップを活用すれば、より身軽にカジュアルなシーンに馴染ませることができます。

フォーマル使い
Kelly 向き
ケリー フォーマル使い 品格

フォーマルなシーンでの存在感という観点では、ケリーに軍配が上がります。台形の端正なフォルム、シングルハンドル、きっちりと閉まるフラップ構造、どれをとってもフォーマルな場にふさわしい品格を持っています。着物やドレスアップしたスタイルにも自然と馴染む、適応幅の広さは流石といえるでしょう。

バーキンがフォーマルシーンで浮く、ということでは決してありませんが、両者を比べるとなると、やはりケリーでしょう。

主張しすぎないスタイルを好む方向け
Kelly 向き
ケリー 主張しすぎない 控えめ

知名度という観点では、バーキンのほうが一般的に広く知られています。

街なかでエルメスを持っていることを必要以上に主張したくない、という方には、相対的にケリーのほうが控えめな印象になる場面も多いでしょう。エルメスを知る人には確実に伝わりながらも、ブランドをひけらかす感じが出にくいのはケリーの特性のひとつかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?今回はエルメスのバーキンとケリーの違いについて、デザインの細部からシーン別の選び方まで徹底比較しました。

収納力と日常使いのしやすさを重視するならバーキン、フォーマルな品格や2wayの汎用性、控えめな佇まいを求めるならケリー。どちらもエルメスを代表する一生もののコレクションですから、ご自身のライフスタイルや使いたいシーンに合わせて選んでいただくのがおすすめです。

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FREQUENTLY ASKED QUESTIONSよくある質問

バーキンとケリーはどちらが先に誕生しましたか?

ケリーのほうが先です。ケリーは1935年(当初の名称はサック・ア・クロア)、バーキンは1984年に誕生しました。ケリーはグレース・ケリーが愛用したことから1977年に正式に「ケリー」と改称されています。

バーキンとケリーの見た目で最も分かりやすい違いは?

ハンドルの本数です。バーキンはハンドルが2本、ケリーは1本のみ。バーキンは収納力と利便性を優先した設計、ケリーはバッグとしての美しさを重視した設計の違いがここに表れています。

ショルダーバッグとして使えるのはどちらですか?

ケリーです。ケリーには25サイズ以上に取り外し可能なショルダーストラップが付属し、肩掛けや斜めがけの2wayで使えます。バーキンにはショルダーストラップが付属せず、ハンドバッグとしての使用が前提です。

デイリー使いにはバーキンとケリーどちらがおすすめですか?

デイリー使いならバーキンに分があります。フラップを開けたままオープントートとして使えるため荷物の出し入れがスムーズです。ただしケリーもショルダーストラップを使えばカジュアルシーンに馴染ませることができます。

フォーマルな場にふさわしいのはどちらですか?

ケリーです。端正な台形フォルム、シングルハンドル、きっちり閉まるフラップ構造が品格を生み、着物やドレスアップしたスタイルにも自然と馴染みます。バーキンがフォーマルで浮くわけではありませんが、両者を比べるならケリーがより適しています。

ポケットの有無に違いはありますか?

あります。バーキンはフロントのクロア(ベルト)の外側と内側にオープンポケットが付いていますが、ケリーにはフロントポケットがありません。すぐ取り出したいものを入れておける外付けポケットの有無は使い勝手に影響します。

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